今回紹介するのは、仔羊の旨味がたっぷりで少しクセのあるチーズを使用した美味しいパスタです！
ソースのベースになっている仔羊の煮込みにはパプリカが入っているので、口に入れる度パプリカの爽やかな香りが楽しめます。
仔羊はじっくりと煮込んでいるのでホロホロッと柔らか！
ジビエ特有のクセもなくジビエが苦手な方でも食べやすいと思います。
仕上げにかけるチーズはペコリーノ！
ペコリーノは羊の乳を原料とするチーズで旨味とコクがあり、仔羊の煮込みとの相性がマッチしてます。
自家製手打ち麺は「キタッラ」を使っています。
キタッラは断面が四角形で、太さが約２～３ｍｍ程あって平打ちのような感じです。
普通の円形のロングパスタより分厚く幅が広いので、弾力があって食べ応えのある麺です。
ちなみにキタッラはイタリア中部・アブルッツォ州のパスタです。
キタッラとはイタリア語でギターという意味で、木枠に弦を張った道具を使うことからそう言われているそうです。
このキタッラの上にパスタ生地を乗せて麺棒で押し切るように成型するのが特徴です。
道具も出来上がったパスタもどちらもキタッラと呼ばれます。
アブルッツォ州の郷土料理でもある仔羊の煮込みソースで頂くのが伝統となっているキタッラ。
是非お召し上がりください。