本日のワイン



【タマルディ ランゲ・ビアンコ】

今回ご紹介するのは、モンキエロ・カルボーネ社の「タマルディ」という白ワインです🥂

以前にもモンキエロ(生産者名)の甘口赤ワインについてアップしましたが、モンキエロが最初に造った白ワインが今回の「タマルディ」。

2017年産まではソーヴィニヨンブランとシャルドネを使ったワインとして人気でした。

 

でも、このブレンドを使ったワインはどこでも数多く見られたので、差別化を図るために思い切った決断をしたそうです。

それは、ピエモンテ州を代表するブドウ品種アルネイスとソーヴィニヨンブランを使ってのブレンドです。

人気だったところでブドウ品種を変えるのは凄いですね。

「タマルディ」はピエモンテの昔の方言で「たまげた!(びっくりした)」という意味です。

 

ピエモンテで長期熟成と言えば赤ワインのことを指しますが、白で長期熟成できるワインを造りそれを飲んだお客さんが驚いた、ということから「タマルディ」と名付けられたそうです。

 

そんなタマルディの味わいですが、香りはまずグレープフルーツのような柑橘系の香りを感じます。

その後にアルネイスらしいアーモンドやバニラのような香りも。

 

樽で熟成されていてブドウの旨味はしっかりとありますがどっしり感はなく、むしろ爽やかです!

樽香もあって爽やかなのはちょっと不思議な感覚です。

 

飲む機会があれば是非「たまげた!」とお楽しみください!




産地︰イタリア/ピエンモテ州
品種︰ソーヴィニヨンブラン70%、アルネイス30%