【カタッボ ティンティリア デル モリーゼ】
今回は、モリーゼ州の希少品種!ティンティリアを使って造られた赤ワインについてご紹介します。
ティンティリアは、昔は高級品種として注目されていましたが、戦争やフィロキセラ禍(害虫)によって絶滅危惧種となっていました。
近年になり、カタッボの現オーナー(今回紹介するワインの生産者)を含む保護の会が発足して、再帰に取り組んでいる希少な品種です!
起源は諸説あるそうですが、スペインから持ち込まれたという説が有力で、スペイン語やイタリア語に共通する「ティント=赤」が語源なのではないか、と言われています。
(※ティンティリアはイタリア語で「染み」の意味。最近ではティントリップや眉ティントといったコスメもあって身近に感じる言葉です)
カタッボのティンティリアの味わいはというと、香りはブルーベリーやイチゴジャムのようなジューシーな香り!
ミントのようなスーッとした清々しさも少しあります。
フルボディですが、渋味も柔らかく滑らかな口当たりでバランスが良いです!
ティンティリアについて調べていたら「ヨーグルトのようなニュアンスもある」とあったのですが、そこはあまり感じ取れなかったです…。
ヨーグルトの乳酸の酸味のようなことを言っているのでは、と思います。
こちらのティンティリアはワインリストにも載せているので、機会があれば是非飲まれてご確認ください!
産地︰イタリア/モリーゼ州
品種︰ティンティリア100%